KORG M1についての音の存在感についての考察

最近、KORG M1の音を検証するようなトラックを作ってみました。

 

youtu.be

 

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FL Studioを使って録音していて、ドラムやFXはFLでやっていますが、それ以外はすべてM1を使っています。

改めて、ソフト音源とは違うハード特有の音の存在感の強さを感じましたし、戦える音にも思えます。

(プレイは除く、、、というのも手弾きでやっているので、、ああすみません笑)

 

しかしなぜハードの音は強いのだろうと考えると、

なかなか奥深い興味が出てきました。

以降はいくつか検証をしてみました。

 

 

とりあえず低音が出る。

ベースのEQより

 

これはベースです。

ちょっとEQかかってはいるのですが、低音がしっかり出てますし、

周波数もきれいに出ている気がします。

あと、ひとつ気になったのは、整数倍音以外がちょっと鳴っている感じがあって、

そのあたりしっかりした存在感に貢献している気がします。

 

 

すごく薄めのサチュレーションがかかっている?

ピアノのEQより

 

これはM1ピアノのEQなのですが、10kを超えたあたりに少しだけ波が出ているのが見えますか?

そして、10kまでのところはしっかり音が出ているのがわかります。

ここら辺は、ソフトウェアとかとは少し違う感じかなと。

 

 

多分、この2つのポイントを考えると、音の出口の部分のコンバーターの性能が抜群なのでしょうなという推論が立ちます。

 

やっぱり80年代90年代のあたりのシンセの強さを感じているんですが、特にこういうコンバーターなどの部品の強さにポイントがある気がするんですよね。

 

やっぱりRolandD50とかYamahaDX7とかもそうなんですかね。。

あの時代のシンセを今鳴らす価値って意外とあるような気もしています。

 

 

 

最後にもうひとつ、ピアノを鳴らすとよくわかるのですが、大きな音を出すとサンプリングノイズが乗っている気がするんですよね。あまり気づかないレベルですが、グルーヴも出すには十分だと思います。

そんなこんなも魅力なのかなと思いつつ。

ではまた。