先日4.5db tiltでミックスした話を書いたのですが、後日談書いてなかったなあと思い書き記すことにしました。
このミックス方法は低音から高音まで、綺麗に音が鳴るということを考えるものになります。
そのようにミックスを試行錯誤してたのですが、どう考えても音のバランスが悪いことに気がつきました。
具体的にはベース音の位置とバッキングの間が開きすぎていて、しかもバッキングが音域的に渋滞しています。この辺りに音を当てがちという手癖なのでしょう。
ふとそれに気づいてから、パートごとにトランスポーズするようにしてみました。ソロで聞くとこの音域のベースってどうなんだろうという疑問も、意外とトータルではしっかりなるものです。
そう考えると本当によい音ならEQしないのもありという話がそういう事なのかと改めて思い起こされます。つまり音が全音域にわたり満遍なく積み重ねられたアレンジであれば、EQもさほど不要でミックスできるのかなと。
そんな事から次に作曲する際は、スペアナ使いながら使ってみようと思いました。