コードとモードを理解するヒント?

昨日はTwitterにてコードで軽く盛り上がったのですが、色々語りたいところがあるのですよ。

 

そこで、今回のお話はコードとモードについて。

 

元々、僕はカシオのミニ鍵盤のキーボードを高校生の頃1人でとにかくトライアンドエラーしつつ色々覚えていきました。

 

そもそも最初はコードという概念すらないところから始まり、左手も右手も単音で弾きまくり、一音飛ばしで音を並べると綺麗な和音になるぞ〜とか、隣の音鳴らすと濁ってるとか発見したりして。

まあ、そんなレベルです。

 

でも、不思議なもので、音の感覚はそれで身についた。

 

これって今思うと、ベースラインからコード進行を理解するというのは意外と近道のひとつかもしれない。もちろん、そこから音を積み上げて和音感を感じるって事も次のステップでは必要だけど。

 

ここからはかなり乱暴かもしれないけど、本質的な説明。

 

コード進行とは、基本的にはあるスケールから、和音の構成音をピックアップして、いくつかの場面を作るような事。
(もちろん、転調とか例外もあるけど。)
特に構成音のオクターブの位置は関係ない。

 

でも、コードごとに、違うスケールを当てはめてもよいよね、という事も思いつくでしょ。これはジャズ的で、さっきとは逆の考え。

 

行き着くと、構成音を適当に並べた進行からスケールを浮かび上がらせられないかな?ってアイディアが出てくる。これはモードの考え方ね。

 

もうこの辺りになると、意味がわかんないってなりそうだけど、やってる事はシンプル。中心の音をひとつ決めて(これは、ドやラは除く)後はそれを主張するように音を並べるだけ。最初は慣れないから意味わからないかもしれないけど、そのうち民族音楽ぽくなる。

 

さて。なぜモードまで持ち出したかというと、モードにはコード進行で必須の解決する動きというのがない。例えば、G7-Cみたいなね。

 

ない世界から、ある世界に戻ったらそのありがたみに気づくよね。

 

つまり、コードを知るためには反対側にあるモードを知るとわかるヒントを得られるし、逆もまたあると思う。

 

さて、今日は長々語りましたが、ヒントになれば、、、。